税理士法人 未来財務サイトトップ

法人・企業の企業再生・多角化支援や、
業績回復支援の専門家・実績豊富な
大阪の未来財務へ!

「低迷」のケース・その2

HOME > 企業再生 > 企業再生コラム > 「低迷」のケース・その2
コンテンツここから

売上が伸びているのに、利益率が低いのはなぜ?

売上が伸びているのに、利益率が低いのはなぜ?前回、昆布メーカーA社の例に沿いながら、コツコツ真面目に経営しているのに倒産してしまったというケースをご紹介しました。時代の変化とともにじわじわと売上が減っているのに、ただ「従来通り」を続けてしまったというのが原因です。

これとは対照的に、時代を先取りするような商品・サービスを生み出すことによって、彗星のごとくあらわれ急成長していく企業もあります。

なにせ急激に変化していく現代社会ですから、時代の波にのまれてしまう老舗企業もあれば、時代の波にうまく乗る新興企業もあります。日々の経営に悪戦苦闘している中小企業のみなさまにすれば、なんともうらやましい、もしくはねたましい存在でしょうし、刺激を受けて「よしウチも!」と、新規展開に意欲を燃やす方もおられるでしょう。

ところが、華々しく市場をにぎわせたのもつかの間、意外にあっさりと倒産してしまうというのも、この「急成長する新興企業」によく見られるパターンです。

なぜ右肩上がりに見えた企業がすぐさまゆきづまってしまうのでしょう。もちろん、理由は様々ですが、ある単純な例をもとにして、そのありがちな原因を探ってみたいと思います。

ページのトップへ
ある斬新なアイデアを持ったベンチャー企業・B社の場合

ある斬新なアイデアを持ったベンチャー企業・B社の場合B社というベンチャー企業は、インターネットを用いた画期的なサービスを考え出しました。このプランを金融機関に持ち込むと、「これはおもしろい!」と、将来性を高く評価してくれました。その上、ちょうどこのアイデアが、「○○分野を育成したい」という国の方針と一致したことも後押しして、複数の金融機関が惜しみなく融資をしてくれました。

B社は、急ピッチで作業を進めます。他社が同じことを思いついて先行されてしまってはマズいからです。他社から優秀な技術者を破格の高給で引き抜いてソフトウェアやネットワークのシステムを開発し、新サービスの知名度を高めるため、派手な広告展開を行いました。

こうして無事、事業をスタートさせたB社は、そのサービスの斬新さがマスコミにも取り上げられ、利用者も急増。海外企業からも問い合わせが来て、B社の社長は一躍、時の人となりました。

ところが、このような華やかな滑り出しの一方で、B社の新事業は、思ったような利益が出ていませんでした。

B社は、この利益の伸び悩みを改善するため、さらなる事業拡大を目指します。社員を増やし、設備投資をし、広告戦略を練り、海外展開をしました。なにせ将来性あふれる画期的なサービスですから、「カネはどんどん使え。それ以上の売上はいくらでも出せる」と、社長のハッパにも熱がこもります。

しかし、劇的な利益増にはつながりません。売上は伸びましたが、利益が出ないのです。その上、ある時点で売上の上昇も頭打ちとなりました。

やがて金融機関は融資の償還を求め始めました。B社は資金調達に奔走するも、膨れ上がった借金を返済するめどは立たず、倒産を決めました。

ページのトップへ
利益が出なかったB社の敗因

利益が出なかったB社の敗因B社の失敗はどこにあったか。期待通りに利益が出なかった点にあるのは明白でしょう。

B社は、そのサービスの斬新さと、時流にマッチしたという運も手伝って、多額の資金を得ることができました。そのため人材や設備、広告に多額の資金を投じることができましたが、裏を返せば、ちょっとやそっとの売上では、利益は出ない状況にありました。

加えて、サービス開始を急ぐあまり、ヘッドハンティングしたい社員に必要以上の高給を提示してしまったり、取引企業と不利な契約を結んでしまったりしていた可能性も考えられます。

つまり、必要なのは経費や借入を減らして財務体質を改善することだったのです。事業拡大で売上を伸ばそうとしたB社の戦略は、余計に経費や借入が増えますから、賢明だったとはいえません。

売上がある時点で頭打ちになったという点も注目されます。

B社のアイデアが非常に輝いて見えたのとは裏腹に、市場規模はそれほど大きくなかったと考えられるからです。飲食店が、座席数以上の売上が出せないのと同じように、どれだけ画期的な商品・サービスであっても、それを利用したいと考えるターゲット層が限られているというのもよくある話です。

以上をひと言でまとめれば、財務にうとかったのが原因、といえます。早い段階で、利益率を改善させる適切な手を打てば、ベンチャーの旗手として日本経済復活の一翼を担うところまで成長していたかも、と考えると、非常にもったいないケースといえます。

ページのトップへ
上り調子のときこそ財務のプロの意見を

上り調子のときこそ財務のプロの意見をB社のように、勢いはあるが、利益が思ったほど伸びないという企業様は、財務や会計という足元をおろそかにしている可能性があります。

「カネはどんどん使え。それ以上の売上はいくらでも出せる」
このような野心的な姿勢は頼もしいですし、景気が低迷する中にあっては、このような元気は歓迎できる部分もあります。

しかし上り調子のときこそ、自社の財務体質と冷静に向き合わなければなりません。もちろん経営者様も、それなりに財務の数字を意識されておられるものですが、われわれのようなプロからすれば、「よくわかっていない」という評価になってしまうケースもしばしば見受けられます。

つまり、売上に対して利益の伸びがないという経営者のみなさまにとって、私たち未来財務こそが、問題の改善に最もお役に立てるといえるのです。

未来財務は、御社の財務体質の弱点を洗い出すだけではありません。企業再生・V字回復のプロフェッショナルとして、御社の強みを活かした事業展開の提案など、〝引き算〟だけではない、確かな利益率の改善プランを提案します。

利益率の伸び悩みを、勢いでどうにかしようとするよりも、まずはお気軽にご相談ください。

未来財務では初回の相談を無料で承っております。

バックナンバー

 

コンテンツここまで

 

 

ページのトップへ

金融機関の皆様、企業経営者の皆様へ

「金融円滑化法終了に伴う実抜計画作成」相談会のご提案

著作紹介

独立開業を成功に導くはじめての資金調達

中野 洋・著

出版:幻冬舎(平成26年11月)

独立開業予定の方は必携の書!

詳しくはコチラ

事業継承」入門

基礎知識から節税対策まで

税理士法人 未来財務・著
協力 社団法人税務経営研究所

出版:ファーストプレス(平成24年5月)

詳しくはコチラ

資金調達ホットライン!

24時間、ご相談に対応!こちらをクリックしてPDFをダウンロードし、 プリントアウトしてFAXしてください。

起業家応援パック

会計顧問&関連サービスのフルパッケージ

みらい経営「元気塾」2期

若手・後継経営者、経営幹部向け講座

金融機関の皆様へ

財務面での経営立て直しで 成功事例が豊富です!

詳しくはコチラ

公式サイトはこちら 未来財務では創業資金の調達も全面支援!
3万円キャッシュバック中!くわしくはコチラ 相続税の対策や事業継承の
無料相談なら未来財務へ
専用サイトはコチラから

中野 洋 Blog

事務所の方向性や、目指す事を不定期に綴っていきます。

一日公庫のご案内

日本政策金融公庫の担当者様をお呼びする、融資相談会です。

月刊未来財務News

最新セミナー情報、コラム、 読者プレゼントもございます!