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「キャッシュフロー経営」で強い企業を目指す

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黒字なのにお金がない。なぜ?

利益が出ているのになぜか現金がない。
決算が黒字なのに資金繰りが厳しい。
企業経営の現場では、しばしばこのような現象が起きます。

これは「財務諸表を読みときましょう」でも述べたように、会計に金額を計上した日と、実際にその金額のお金が支払われる日がずれているためです。

利益が出ても、お金がないワケ

利益が出ても、お金がないワケ家計ではこのようなことはあまり起こりません。スーパーで1本200円の大根を買うときには、レジで200円支払って大根を手に入れます。商品のやり取りと支払が同時に行われます。

ですが企業同士の取引では、こうはなりません。ごく簡単なモデルで考えてみましょう。

食品メーカーが、200円の大根を1000本仕入れて漬物を作るという場合、大根が届いた段階では伝票をやり取りするだけで、仕入代金計20万円は支払いません。同様にでき上がった漬物を業者に納品する場合も、とりあえず商品だけが移動し、現金のやり取りは、支払期日に行われます。

ところが会計上は、納品した段階で代金を計上しますから、大根の支払いや、漬物の売上が記入されることになります。仮に漬物が、1個300円で2000個納品したならば、この会社は、

漬物の売上60万円-大根の仕入れ代金20万円=40万円の利益

が財布にある計算になります。
しかし現実には大根が漬物に変身して移動しただけなので、この食品メーカーの手元に40万円の現金はありません。

もしこのまま決算期日を迎えれば、決算上は40万円の黒字ですが、財布の中は0円です。
そして漬物を納入した業者が倒産し、60万円の売掛金が回収できなければ、大根の代金20万円が払えませんから、この会社も倒産してしまいます。

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現金収支を重視する「キャッシュフロー経営」

現金収支を重視する「キャッシュフロー経営」このような事態にならないようにするためには、常に現金が手元にある経営を心がけなければなりません。

この、現金で会社を運営していく経営を「キャッシュフロー経営」といいます。
キャッシュフロー経営は、財務諸表上の利益だけでなく、会社が実際に使えるお金をどうやって確保し、増やしていくかといった現金収支を重視します。
そうすることで、決算書上は利益が出ているのに、資金繰りがつかずに黒字倒産してしまうという事態を避け、より信用力の強い会社を目指すことができます。

現時点での会社のキャッシュフローを知るのは簡単です。会社のすべての預金について、今月の残高から前月の残高を差し引けば算出できます。
レジなどに小口の現金がある場合は、これについても今月分から前月分を差し引いた額を加算しましょう。

結果がプラスであれば、キャッシュフローが増えていることになりますし、マイナスであれば減っていることになります。
仮にプラスだったとしても、前月分のキャッシュフローと比較して、増加分がプラスなのかマイナスなのかを確認するのも有効です。前月よりも現金の入りが悪い場合は、何か原因があるはずだからです。

また、来月や再来月など、この先のキャッシュフローについても把握してみましょう。今月の残高に、現時点で判明している入金や出金(売掛金の回収や、買掛金、給与の支払など)を合計すれば判明します。

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「キャッシュフロー計算書」の活用法

「キャッシュフロー計算書」の活用法現金がしっかり手元にあるからといっても、それがすべて企業活動で稼いだお金の場合と、すべてが借金という場合では、意味合いはまた変わってくるでしょう。
キャッシュフローの内訳を知るには、「キャッシュフロー計算書」が有効です。

キャッシュフロー計算書で注目すべきポイントは、営業活動、投資活動、財務活動の3つのキャッシュフロー(CF)の額です。

営業活動CF:会社が本業で稼いだ現金
投資活動CF:設備投資や株式売買、不動産売買などで得た(使った)現金
財務活動CF:借り入れた現金。

投資活動CFは、大抵の企業ではお金を得るよりも使う方が多いのでマイナスになります。
財務活動CFは、借金をすれば増え、返済すれば減ります。

キャッシュフローを改善するためには、まずは営業活動CFの改善をまず考えましょう。
売掛金の早期回収や、在庫の圧縮、無駄な資産の処分などが挙げられます。
これらはいずれも貸借対照表では「資産」に計上されますが、手元のお金としては存在していませんので、いざというときに役に立ってくれません。

また株式投資や不動産投資に精を出すのもおすすめできません。お金はすぐに使える形=預金としておくのが賢明です。

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理想的なキャッシュフロー経営でプラスの循環を

理想的なキャッシュフロー経営でプラスの循環を理想は営業活動CFを増やして、財務活動CFをゼロに近づけること。そして稼いだお金を効果的な投資活動に使えば、営業活動CFがさらに増えるというプラスの循環が生まれ「強い企業」が育ちます。

もちろん、金利状況によっては資金を借り入れることで、徐々によりよいプラスの循環を作ることができるでしょう。しかし、利益を増やすためにまず借金をして設備投資をし、ということを無計画にやっても、どんどんマイナスの循環に陥って自転車操業になってしまう危険性があります。

キャッシュフロー計算書の作り方や見方、そしてよりよいキャッシュフロー経営をするにはどのようにすればよいのかといったことについては、企業再生・V字回復のプロフェッショナルである未来財務にご相談ください。
初回の相談を無料で承っております。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

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